スパムやDoS攻撃の状況・対策をまとめるドキュメントに無関係な第三者のドメインがブロックリストとして故意に載せられた事例が発覚

今月中旬よりFediverse上で断続的なスパムやDoS攻撃が相次ぎ、影響範囲が広がっていることから各サーバー管理者が対応に追われている。
その中で当時不特定多数が編集できるよう設定されていた「状況・対策をまとめるGoogleドキュメント」にて、今回の騒動とは無関係な第三者のドメイン2件がブロック対象として故意に載せられていたことがわかった。該当ドメインが公開しているWebサイトでは攻撃者による悪質な書き換えが発生しており、また管理者の情報が悪用されているなどの被害を受けているものの、スパムの送信元などに利用された形跡は確認できていない。
編集権限が変更されたのち、ドキュメントの管理者宛に掲載者本人が削除を要請するリプライを送っていたことで発覚した。

掲載者本人は「ネタで載せた(原文)」と話しているが、ドキュメントの編集が締め切られたあとそのままま情報が公開されていたため、有事の情報収集・交換の際は正しい情報であるかどうか慎重な判断が求められている。

一連の情報引用元となるリプライツリー

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